2007年12月21日

CLANNAD第……何話?

「何してらっしゃるんですか?」
「見て分からんかの?」
「何か、テレビやるのか」
「不思議なことを聞くのう。その若さでもう記憶力が衰えたか」
「あんたに言われるとマジ凹むぞ」
「これをよう見て思い出してみい」
「?…………ッ!」


(実は神の瞳を持っていた)幸村先生の台詞が、今の私にマッチしすぎです。


「どうして俺はこのアニメを見ようと思ったんだろう?」
「また不思議なことをいう…そういう間柄であるからじゃろうに」

そうだ、そうだよ! 私たち、こんな大切なことを……!


間が開きまくりましたが、ようやくCLANNAD、9話まで補完しました。この際、視聴をBS-iベースにスイッチしようかとちょっと考えてしまいました(放送時間も1時間早くて身体に優しいですしね)。
で、PC版発売当時から周りにやれやれ言われていた風子シナリオですが……ものすごくONEですね、ちょっとだけあゆシナリオの入った、そんなONE。
だから結末の第9話よりも、第8話の方がダメージ高かったですね。どんどん風子が忘れ去られていき、朋也と渚が変人に思われる場面。どんどん忘れ去られて報われないのに、ひたすら声をかけ続ける風子。精神的にどん底になったところで、傷口に塩を塗りこむかのように「よ、お二人さん」と声をかける春原……。

なのに。
なのにそこで。
「なあ、風子ちゃんも何かいってやってくれよ」
まるで当たり前のように登場する台詞。そして目を潤ませながら、さっきとは正反対の、罪悪感に苛まされるような様子で、ぽつぽつと風子のことを語りだす春原……。


これがKeyが、CLANNADに持たせた武器だったのですね。


朋也「じゃあヒトデを卒業した記念日」
風子「一生ともに歩み続けます」


風子、そしてそれよりも春原に、栄光あれ。



追記:
上記感想の流れでは書けませんでしたが、春原の感動の後の早苗さんの涙……あれは悪魔の所業です……春原の全く逆のパターンで、しかもそれが、第8話のほぼラストに起こるんですから……本当にある意味、一気に見れた自分は幸せかもしれません。

追記2:
ニコニコで、EDを「影二つ」にしたバージョンを見ました。「影二つ」初めて聞きました。確かにこの話のまとめとしてはこっちの方がいいですね。
posted by あるごる。 at 01:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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