2022年02月24日

もう少し冷静に言葉を並べてみたよ


というわけであるごるです。前日(前々日?)はただのヘイト炸裂だったので、もう少しちゃんと言葉に整理して終わりにしておきますね。

・そもそも嫌な話自体が『苦手』。理由はアウターゾーン描かれた光原伸さんの「不幸や絶望なんて、現実の世界に、いくらでも転がっている。それなのにどうして物語の中でまで、暗い気持ちにならなければいけないのか」に集約される。
・あ、型月とか呪術とか、老いも若きも関係なく皆殺し、とかぜんぜん平気よ? 中身があればやじゃない。
・だがカスッカスに中身のないデスゲーム物、おめーはダメだ。
・多分、今回はこっちの要素が大きくて、『嫌い』な話のジャンル「エンタメを使って現代社会の歪(ひず)みを描いて正義を訴えるとか嗤うとか、無駄に現実が臭ってくる話」だから。
・その意味でめちゃコミック系の話はほんとダメ。イラっとする。
・そして、前述の光原伸さんの言葉を借りれば「善良な主人公が、最後に無意味で悲惨な結末を迎える」という楽な話の作り方と、それを現実を描いて素晴らしい!と賛美する姿勢が『許せない』。自分が「公正世界仮説」の重度の罹患者なのかもしんないけどさ。
・いや今どきは「疎まれて死んだり追放された奴が、実は超絶すごくてなんの苦労も嫌な思いもせず無双する」話の方が楽しているというのかもだけど、そっちはつまんね、と思っても許せなくはない。
・エロゲのおバカなシチュや弱者をいたぶる描写はあくまでアングラ、コソコソ人目に隠れて楽しむのが妙味であって、『弱肉強食は世界の摂理』(キリッ)と他のエンタメを虐げるのはどうなのよ。
・そういうの嫌う意見を人気作への逆張りと断じるのってどうなのよ? このハンバーガーとコーラ(略)
・それだけなら直接叩くなり無視すればいいんだけど、困るのはそういうのが賞賛されるとデスゲーム物が流行ったときみたいに嫌なもんが世の中にあふれかえり、コンビニで予想外の食べ物でマヨを摂取させられたり、避けても受動喫煙させられたりってみたいな自分に不快な状況が発生するからなの。
・だからめんどくさくても定期的に「アングラは隠れて読むのがいいんだよ」、いや「公衆の面前でエロ本はしまえよこの野郎」って言わないといけないかなと思うのです。

どっとはらい。


posted by あるごる。 at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。