でも、現首相が亡くなろうとも、自発的にこんなに人は集まってくれないでしょうね。
こんばんはあるごるです。今日は、ZARD、坂井泉水(さかいいずみ)さんの音楽葬のため、久しぶりに定時ダッシュを敢行し、青山葬儀場まで行ってきました。
乃木坂駅から会場まで大回りし、実際斎場の中に入ったのは約1時間後でしょうか(一緒の電車に乗っていた親子連れが関係者入り口から入っていったのには驚いた)。でも、ぜんぜん待ってる気はしなかったです。
会場内にある大型スクリーンからエンドレスで、武道館ライブや、かつての楽曲とかが、かかってましたから。
まあ……最初はこれ、すごく違和感あったです。「マイフレンド」や「負けないで」、「Dont you see!」なんて、葬儀の雰囲気からはかけ離れた曲じゃないですか。そういう曲が大音量でかかっているわけですから……。
でもそれを聞きながら待っていると、自分の思い出の何かに触れたり、坂井さんの無念に思いをはせてしまったりして……時間も、ちょうど日の落ちかけた、列後ろだった人の言葉を借りれば「月がはっきりしてきた」黄昏時。やっぱりしんみりしてしまいましたよ。
坂井さんが使っていたマイク、ヘッドホン、マグカップなどが置かれた、スタジオ風の壇に一本献花し、メッセージカードを貰って終了。
なんとなく、今日は一枚撮る気になれませんでした。
追悼ライブが決定したそうですが、私のなかではこれで「区切り」ですね……。
私の年代ならほぼ直撃しているZARDの、ほぼ最期のイベント。
学生時代だったら皆で声掛け合って行っただろうに、今や自分が行けるかどうかさえ怪しかった。
そういった意味で、このイベントは自分のある時代の「黄昏時」でもあった、なんて。