何と言っても一番は舞台設定でしょう。名前の知れているゲームなのであらすじは省きますけど、主人公クラウドが所属しているのは、神羅の魔晄炉を破壊するテロリストグループ。本人たちは「星の生命を守るため」(衝撃だったのはティファがそれを積極的に肯定しているところ)と言うものの、ゲーム中でも「反神羅って言ってるけど・・・無差別殺戮が目的らしいぜ」と罪もない犠牲者を多数出していることが示唆されています。
発売された1997年には、まさか21世紀が航空機テロで幕を開け、世界中にテロが蔓延するなんてなんて想像もしなかったでしょう。今ならインターナショナルは発売自粛でしょうね。スクウェアという独立した会社も今は無く、8年間という時の移り変わりを感じました。
それと同じぐらい印象的だったのがクラウドとエアリス。往人と観鈴に見えて見えて仕方なかったです(爆) 教会で「また会ったね」と親しげにエアリスに話し掛けられ、そっぽを向きつつ「……初対面のはずだ」と戸惑うクラウドなんか特に(笑)。そのあとの選択肢も、
・花を売っていたな
・スラムの酔っぱらい
ですもん。
あまつさえ、治安の崩壊した世界だというのに、どこの馬の骨とも知らない男を
古代種の神殿までやり直せばリクエストに必要な分は思い出せると思うので、他のとあわせてしばらく温故知新でいってみようかなと。
追記:
プレジデント神羅がクラウドたちの前に出てくるシーンが序盤にあるんですが、おいバレット、なぜ奴に向けて発砲しない? お前の弾丸はサラリーマン社長すら撃ち抜けないのか(笑)
※以下「クラウド、女の子に変装しない。それしかない、うん」イベント中のセリフ抜き書き。
エアリス(以下エ)「それじゃ……親父さん、どうにかしないと、ドレス、だめってこと?」
(中略)
エ「あのね、おじさん」
エ「あの彼がね、一度でいいから女の子の格好したいって言うの」
エ「それでね、かわいいドレス着せてあげたいんだけど……」
おじさん(以下お)「なんと! あんな無愛想なやつがか?」
エ「ね、ね、どう? 作ってくれる?」
お「ふむ、なかなかおもしろそうだのう(略)」
(中略)
エ「やっぱり、ちょっと変。かつら、必要だね」
お「うむうむ、そうだろうと思って知り合いに話をしておいたんじゃ」
お「(略)そこに、あんたと同じ趣味の人がいるんじゃ。彼に相談してみるとよいじゃろう」
クラウド「……同じ趣味? エアリス、親父さんにどんな説明をしたんだ?」
エ「いいじゃないいいじゃない。ドレス、きれいだしね」
もともとの性格に加え、「観鈴ちん、強い子」「待ってお母さん、往人さん、とってもいい人」みたいに、短い言葉をつなげて話す喋り方がよーく似ているって思うんですが。
相方のクラウドが無愛想なくせに世話焼きな男だから、余計に^^;