ピークは卒業式のシーン。佐祐理さんと舞以外時が止まったように動かない、書き割りのような人の群れを見て、思わず私、ギロチンのロープを断ち切りましたよ。
違った、そこからが違いました。一度切り離したギロチンのロープを、渾身の力で掴み、引き戻しました。
まさか、まさか――あゆをこんなに奥深いシナリオで決着させてくれるとは!!
京アニめっっ!!
そして……終わった余韻に浸ることすら許さず放たれた彼らの最終兵器に、我が国土は瞬時に塵と化しましたよ。
き、京都アニメーションめっ!!
画像得るために実況掲示板に足を踏み入れたら、結末が割と散々に言われていてちょっと悲しくもなりましたが、でも、それでも度肝を抜かれました。
まず一晩気持ちを落ち着けてから正式な感想にします。
一言でいうと「逆転サヨナラホームラン」。ただの復活ではなく、一年という時間をかけ、さらに極力『現実世界の』7年後の目覚めに近づけた描写をした上での復活。しかも、栞、名雪、舞のかける言葉が、姿が、これまた例えようもなく良い。
栞シナリオの最後以来固まっていた琴線が震え、真琴シナリオ以来凍っていた涙腺も緩みました。ほんと、今日前半部までの鬱屈した気持ちを紺碧の青空のように澄み渡らせるほどのラストでした。