2006年12月01日

Kanon第九夜(仮更新のときの謝罪付)

「春が来て、ずっと春だったらいいのに」
あの真琴が見上げた青空……。
アバンから続くOP、今日だけ「鳥の詩」が流れてきそうな、そんな気さえしませんでしたか?
先週から今週で、シリアスモード(号泣モード)への舵が切られた感じですね。前回感想で言いかけた、真琴についての野暮なツッコミ(真琴が最初に箸を落としたとき、原作では秋子さんは「行儀悪いから今回だけよ」としっかり箸をしつけていた(=人として扱っていた)のに、アニメはいきなりスプーンを持ってきた)も出来なくなるほどよかったです。
箸で食べないですむようにメニューをカレーにした時の目配せのような細かいところ(このときもスプーンをわしづかみで使ってるんですよね)。
ものみの丘での「思い出すなぁっ!!」という叫び。(あのまま思い出していたら、どうなったんでしょうかね…それとも、ぴろを捜索中にやはり思い出してしまったのか。久々に考えてしまいました)
日が落ち、雪が降り始める中真琴を探すシーン(耳慣れないピアノ曲だなぁと思っていたら、アレンジサントラからの引用だったんですね。仮にもKanon書きなのに他の方々の感想見て初めて知りました(汗))
玄関先で、しばらく意志を固めてから立ち上がったところ、真琴に引き止められた場面(このシーンの数秒を栞(香里でも可)や舞に使ってシナリオの連続性を残しておいてよ、と思うところはありましたが^^;)
とうとう真琴の秘密を『家族』に明かす場面(……うあー)
いいなと思うところが山のようにありました。

ほら、前回感想とあわせていただければ、電話をかけてきても「学校で無視していたのに急にどうして。気にかけていたのは真琴を探してるときの一回だけでしょ」とか「番号調べたって水瀬家に居候してるって聞いてないじゃん」とかつまらないこと言いたくなりますでしょう? だ・か・ら・会話の積み重ねって大事なんですよ……。
小説版読んでて勘違いしてました。原作でも美汐は電話で祐一呼び出してますね。前回と違ってちゃんと原作を追わずに記憶で書いて……本当に恥ずかしいし自分で情けない……。仮アップ時に読んでしまい気分を害された方に心底お詫びいたします。見捨てていただいて結構です…

天野の呼び出しシーン、二つの点を特筆したいです。一つは、天野の後ろを流れ続ける車のライトの演出。そして、もう一つは鉄格子を握る手のアップに、安易に涙を落とさなかったこと。
『流す涙さえ枯れ果ててしまった』ということでしょう。来週のこと考えると……うわああぁ…(泣)

ただこのシーンで「妖狐は人に災厄をもたらす」という言葉があるんですが、意味がやや落ちたかなと。これは「あの子は相沢さんに災禍を見舞いに来たのですよ」という(なかった)台詞とあいまって、ミスリードを誘う文言なんですね。一般的な疫病飢饉不幸という類の災厄を連想させたところで、その真実は「人格を変えてしまうほど辛い別離の悲しみを与える」という。流石にこれは地の文が使えないアニメでこれは難しかったかもしれませんね。
それより気になったのはこのシーンの存在自体です。このあと栞シナリオで香里も夜電話で祐一を呼び出すはずなんですが、同時攻略だと、ネタがかぶってしまう。この辺、美汐からの電話のことを思い出してどきりとするなど、うまく描写して回避してくれるのかなぁ。



次回予告のBGMは「Little fragments」。ゲームではエンディングテーマが終わったあと流れる、カーテンコールのような曲です。
タイトルもずばり「葬送曲」。
……絶対にゼミ開催だな……これは。


<おまけ>
真琴と遊ぶ祐一。ふたりだけの世界に割り込めず、秋子さんと共に部屋の前から引き返した名雪。
それでもなお、祐一の部屋を振り返った名雪の目。
俺は、かつてあいつに会ったことがあるんじゃないか。
そう、この場所で。
(原作では名雪は真琴をずっと「あの子」と呼び続けていて、それを祐一が軽く恨むシーンがあるんですが、AIRのときのようにその辺はマイルドにしてるみたいですね)
ラベル:Kanon
posted by あるごる。 at 01:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(6) | 日記 | 更新情報をチェックする
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