2006年08月15日

突撃という名の罪滅し編(Aug.15 07:45)

それは、ネズミの園で親孝行した翌日のこと。
都内の実家に泊まり、朝ぼんやり起きようとしたところでした。
テレビを見ていた母が一言。

「小泉首相は、7時40分ごろ参拝らしいよ」

40秒で支度して家を飛び出し、30分には九段下へ到着。
テレビで確認してから飛び出して間に合うこの環境、恐るべし……。

さて、この突撃の用向きは申し上げるまでもないでしょう、首相の靖国神社参拝の生見学です、どうもあるごるです。
自分が住んでいる東京の西の外れからでは、どうがんばっても1時間はかかるところ。昨日の親孝行が早速功を奏した(マテ)ようでした。

私は、参拝を済ませ(ちなみに今年は2回目です)、靖国神社の第二鳥居付近で、正面の道路を見ながら待っていました。
上空は麻原裁判を思い出させるような、おびただしい数のヘリコプター。何処もかしこも業務用カメラの列。
こうやって見物しておきながら「騒ぎすぎだよなぁ」なんて思ってたら、7時45分ごろでしょうか、突然みなが拝殿の方に動き出したのです。
(※参考 http://www.yasukuni.or.jp/annai/keidai4.html
そこで「昇殿参拝」の可能性に思い当たったときには時既に遅し。もう全く近づけませんでした。
だって 060815_0746~01.JPG これだけ人いるのに無理ですから!
首相の姿をちら見することさえできず、おそらくテレビの方がよっぽどいい絵が見れたと思います。帰りに黒い車が4台連なっていくのを見送るのがやっとでした。
ばっちり何かが撮れたら昔やった「アユジャジーラ」風にレポートあげようと思ってたのに……結果から行くと失敗でした。

でも、そのとき現地にいたからこそ感じたこともあります。
首相が本殿に上がった時に急に霧雨が降り出し(TVで見ると大雨に見えると思いますが、実際はまとわりつくような雨でした)、そして、黒塗りの車がいなくなると同時に雨がやんだんです。
メッセージは分かりません。でも、本当に何らかの力が働いたのではと思わずにはいられませんでした。


こうして、野次馬として首相の動静を追い、blogを書くこともできるのも、全世界で亡くなられた戦没者の方々のおかげです。
誰が正しくて誰が間違っているなんて、全く意味のない話。これを書ききった今、昨日の正午に引き続き、過去のすべての方々に、静かに祈りをささげたいと思います。しばらくは大騒ぎでしょう。しかし、私は参拝の是非はさておき。10時前に首相が行なったあのインタビューは素晴らしかったなと思います。NHKで全部聞くことができてよかった…。

私信>ステアさん
この時は2日目ぐらいの混みようだったので、その旨ステアさんに電話したんですが、テレビ見てたらいつの間にか3日目外周になってしまったようで、その節はご迷惑をおかけしました(笑)


posted by あるごる。 at 15:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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