とりあえず、この事件を知ってなお死刑と少年法厳罰化に異を唱える方がいたなら、私はその方とは心からは分かり合えないと思います。
質の悪い暗黒小説だって、ここまで長々と徹底した描写はしないですよ。なんというか……まだ架空世界の悪党のほうが救いがある。
つい最近の「デスノート」で、月がキラの正当性を堂々と演説していましたが、それって今日本で生きてる人がどこかしら考えていることだとおもうんですよね。
人間が想像できることは現実に起こりうる。
栃木リンチ殺人事件
リンク先は、被害者のお父さんが作ったサイトです。以下、そこに記載された事件の概要です。
1999年9月27日、主犯A(当時、栃木県警氏家署勤務の警察官の次男で元とび職人)と、従犯B(日産自動車上三川工場で、被害者正和の同僚)並びにC(A・Bとは中学時代からの同級で、宇都宮を拠点とした暴走族仲間)は、共謀のうえ、Bの同僚で気の弱い正和を被害者にし、遊興費を巻き上げようと電話で呼び出した。
電話での呼び出しに応じて三名に脅され、恐怖のあまり預金の全額を引き出し恐喝に応じてしまった被害者を、A・B・C(加害者)は、被害者のあまりの脅えように気をよくし、抵抗しないことを良いことに、さらに金ずるにしようと考え、公園内で代わる代わる暴行を加え、その後、被害者が逃走しないようにと、コンビニで購入した鋏と剃刀で頭髪を剃り落とし,眉まで剃り落とた。
主犯格Aは、BとCに見張りをさせながら、次々と被害者の携帯電話に登録された親友たちを、
被害者に電話をかけさせ呼び出しては、親友の前で被害者を脅し、暴行の限りを親友に見せ付け、親友たちから20万円~200万円の自動融資を受けさせた。さらに、親友たちには、あら
かじめ用意した借用書(被害者の免許証と日産の社員証をコピーしたもの。)に、返済出来ない時は、親が返済致します。等と被害者に署名させ、10月27日から延々と、被害者と、その両親から(親友たちの請求に、保険の解約と借金を重ね返済した。)約700万円を巻き上げたものの、私たちの調査で、容疑者を特定し、警察に相談していることを察知し、「15年逃げ切れば時効だ!。」として、殺害して山中に穴を掘り、コンクリート詰めにしたものである。
そして、このあとは。
これは別のところからの引用ですが、画像ではなく文章だったのに、あまりの醜悪さに私は正視できませんでしたよ。
正和の身体は至る所に重度の火傷ができて、べろべろに皮膚がはがれていた。
耳はちぎれ、歯は砕け、眼球はつぶれていた。
陰茎、睾丸部は原型をとどめないほどで、リンチのすさまじさを物語っていた。
腐敗は生きてる間から始まっていたという。
その凄惨な死体をみて、遺族の両親は耐え切れずに錯乱し、近くの壁を叩き始めたという。 無理もない話だ。
次の主犯格Aの言葉に彼の全てが込められている。
「早く出所して彼女と結婚して一緒になって、死んだ須藤君の分まで幸せになりたいです」 そう高らかに言い放った。 Aは、なにも挑発しようとしたのではない。
本気で自分が幸せになる事が一番の謝罪だと考えたと言う。
結果的に遺族両親の神経を逆なでする事になったが、それもわからないほどの無神経さだったと言う事だ。
4回目の公判では、この頃のリンチの様子について、検察官とUのやり取りがありました。
「須藤さんはどんな様子でしたか」
「皮がはがれてぼろぼろになっていた」
「どう思いましたか」
「どうなってもいいと思った」
「苦しむ須藤さんを見てどういう気持ちでしたか」
「面白かった」
cf : この事件を知るためにはNISSANについても知る必要があります。
「栃木リンチ殺人事件」の被害者、故・須藤正和さんは同僚の日産社員に殺された上、当時欠勤を理由として諭旨退職処分という汚名を着せられた。
しかも、事件の全貌が法廷で明らかになった今なお、日産自動車は処分を撤回しないばかりか「当時の処分は妥当であった」とあくまで主張を変えないのだ。
先週の「週刊朝日」でこの驚愕のスクープが報じられた。
するとその2日後、これまで法要にすら来なかった日産栃木工場の幹部が須藤さんの両親を訪ね、「処分通知書を渡せ」と言ってきたというのだ。
しかも、今回の報道に対して日産自動車株式会社広報部主管・濱口貞行は同誌が紹介した就業規則が一部改定されていると些細な点を指摘しそれを誌面や広告で謝罪しろと内容証明郵便で要求してきた。
同誌が指摘する最大の問題点、「何故未だ処分を撤回しないのか?」ということについては何一つコメントを出さないにもかかわらず、である。
しかも、濱口が指摘した就業規則については、事前の記者取材で本人の目の前で古い規則を読み聞かせたのにその場では一切指摘をしなかったというではないか。
第三者から見れば、この濱口の行動は合法的な恫喝行為以外のなにものでもない。
某所から引っ張ってきたものだけれど、敢えて取り上げたい以上は矢張り下記告知は必要でしょうね。もう引っ越して悠々自適の生活かも知れないですけど。
主犯父:萩原孝昭(元栃木県警警部補・現在宇都宮トーヨーボール)
主犯(文中A):萩原克彦
栃木県宇都宮市今泉新町
従犯:梅沢昭博
宇都宮市今泉
従犯:村上博紀
宇都宮市岩曽町
こいつらに下さずに、いつ極刑は下されるというんだ。
大学四年間かけて矛盾ばっかり学んだけど、警察も司法もこういう時のためにあるんじゃないのか。
冒頭でもいいましたがもう一度。この事件を知ってなお死刑と少年法厳罰化に異を唱える方がいたなら、私はその方とは心からは分かり合えないと思います。
犯罪者を更正させようなんて考えたのは一体どこの誰なんでしょうね?
個人的にはこの被告たちと、光の死体陵辱殺人には、塀の中で一生を過ごして欲しいものです。
ちょっと原がたつので、本日はここで。
犯罪者の命ひとつじゃ失われたものとはとてもつりあわない、池田小の事件のように死にたいと思っている犯罪者には逆にアフターサービスにもなってしまいますし(苦笑)
だけれど2点から私は賛成しかねますね。
ひとつ犯罪者を刑務所においておくには、私たちの税金が使われること。そんなお金があるなら、もっと渡してあげたい人たち(子どもやお年寄り)に使ったほうがいい。
ひとつ「一生社会へ戻る希望がない」と断言された犯罪者は刑務所内で腐って、逆にもっと恐ろしいことをしでかす可能性があること。実際、アメリカではやけになって囚人を殺し死刑になった犯罪者もいます。
これらを考慮し、この鬼畜たちを社会から永久に隔離するという意味では、やはり死刑を執行して欲しいというのが私の意見です。