石田衣良の白黒つけます!!
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/shirokuro/news/20061031ddm013070105000c.html
その目的よりも「目的が手段を正当化する」ロジックに注目。
「多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて」を振り回さないよう、文章書きとして重々気をつけねば。
さてさて、前置きも驚愕した話題ですが^^、本題↓はこちらです。
「ロボットスーツ実用化」
筑波大学が開発した手足の力を増強するロボットスーツ「HAL」が、国内外で評判となり、実用化されることとなった。来年には茨城県筑波市内に生産工場を開設し、量産体制に入る。
「HAL」は、装着した人が筋肉を動かすときに出る微弱な電気を感知、体の動きに合わせてモーターも動く。女性や非力な人でも70~80㌔・㌘の人や物体を抱え上げ、100㌔・㌘以上の荷物を背負うことが出来る。足の不自由な人の方向補助やリハビリ、介護、口上労働、災害救助など幅広い応用が期待されている。
(略)当面は年20体程度の生産体制を敷き、2008年には年間400~500体に生産ラインを拡大する。
値段は医療機関向けには約500万~700万円になるが、個人向けにはレンタル料(月7万円)と維持費だけに抑える予定だ。来月上旬、つくば市内の病院に実用か第一号の製品を納入する。
「世界初! 電子ペーパー新聞」A4画面、常に最新紙面
紙のように薄く、折りたたむことも出来るA4判の1枚の画面に、新聞の紙面が次々と更新されていく──。こんな、厚さ1ミリの電子ペーパー新聞をフランスの日刊経済紙レゼコーが創刊100周年に当たる2008年に発行することを決め、準備を進めている。「世界初」となる計画で、同紙は「新聞業界に革命を起こす」と意気込んでいる。
この電子ペーパーは米国のIT企業、E・INK社などが開発中。同社の場合、色の粒子を移動させることで文字や画像をカラー表示する。電気消費は表示画面を書き換えるときだけ。ペーパー底部には特殊バッテリーと微小の電子部品が組み込まれ、無線LAN通信機も内蔵されている。
レゼコーのインターネット・サイトに電子ペーパーを無線LANで接続して、紙面をダウンロードする。午前7時から午後10時までの間は紙面はニュースに応じて随時更新される。無線LANが使えるところならばどこでも、計44㌻ある同紙の主要紙面が最新の状態で読めることになる。
同紙はこの電子ペーパー新聞発行に先駆けて、07年初めには、無線LAN内臓の小型携帯端末(縦12.5㌢、横9㌢、厚さ1㌢)で紙面をダウンロードできるサービスを開始する。情報内容は08年に発行するものと同様だ。
同紙が電子ペーパー新聞発行を決めた背景には、1996年に導入した有料のインターネット版が好調なことがある。新聞紙発行コストの約4割を占める印刷費を大幅に削減したいとの狙いもある。
同紙は「紙」を約14万部発行、年間購読料は400ユーロ(1ユーロは約151円)。一方、インターネット版は購読者約4万人で、年間365ユーロ。電子ペーパー新聞の場合、「ペーパー」自体は10ユーロで販売する事を目標にしており、購読料はインターネット版に準じた価格にする予定。
同紙のフィリップ・ジャネ電子出版局長(46)は「新聞の膨大な情報量とインターネットの速報性を兼ね備えている。うちの読者は主にビジネスマンだから、電子ペーパーという新技術導入を抵抗なく受け入れるだろう」と語る。
当面は「紙」とインターネット版と電子ペーパー新聞という三つの媒体で平行して紙面編集・販売を行う。需要動向に応じて力のいれ方を変えていくとしており、「紙」をなくす可能性もある。
後輩のblogでみっけたのですが、あまりの未来技術の進展っぷりに本当に驚きを隠せません。
前者のロボットスーツは、「開発」じゃなくて「量産」。後者の紙にしたって売る気満々。
2008年って再来年ですよ。再来年にはごく一部とはいえアニメみたいな光景が展開するのが実際に見てみるまで信じがたいですが……。でもわくわくする。
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