家に帰ってご飯を食べてからこの時間までの数時間の記憶がありません……昨日はアレだけ荒れた後「チャーリーとチョコレート工場」を見るぐらいの元気があったんですが。こんばんはあるごるです。
感想ですが、細かいことはさておき「あ、現代風俗を基にした童話なんだな」と。
あからさまに怪しいけれど魔法使いが出てきて、ちょっとグロいけど小人が出てきて、こうまんちきだったり欲深いものは罰を受けて小人に笑われる。一見「何でチャーリーは一緒に来た子供たちがひどい目にあってるのに助けないのか」「ひどいめにあった連中、最後まで元に戻らずにかわいそう」とか思うところも、たとえばグリム童話ならこいつら確実にあの世だよなぁ、と思うと納得できます。しかし、私はウォンカが偽者という展開をすごく予想したんですが……ねぇ。
さて、昨日は書けませんでしたが、表題の通り今日が最後です。最後は諸般の理由で隠していて、本棚に戻っていなかった本たち。意識が飛ばないよう一気に行こうと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
・Kanon ~雪の少女~
同 ~笑顔の向こう側に~
同 ~少女の檻~
同 ~the fox and the grapes~
同 ~日溜まりの街~(清水マリ子/パラダイム)
私をこの道に引き込み、そしていまも魅了してやまないもの。それが「Kanon」です。そのノベルス版です。ただSSでセリフを引用するときなどはゲームをプレイするので、この本はある種コレクション的な意味合いが強いですね。音楽のないKanonなんて、ルーのかかっていないカレーライスです!
ノベルス版でお気に入りなのは、意外にも舞編「少女の檻」。ゲームで消化不良、世の解説でも釈然としなかったところがすんなりほぐれて、テーマ曲とともに舞を見直すようになりました。18禁シーンが書かれているので、お蔵入り。
・恋する英単語(三修社)
「もえたん」の亜種。分かりやすいようなそうでないような。とりあえず、もえたん以上にあったらいいわけがつかない表紙なので、お蔵入り。
・同級生 もうひとつの夏休み
同 星空の記憶
同 きっと、忘れない夏(中山文十郎/ワニブックス)
以前、本バトンの5冊でも取り上げました。3巻目の「きっと、忘れない夏」だけが他の二冊の倍の厚さがあるのはご愛嬌(笑)
ゲームは知りませんが、全ヒロイン出してHシーンまで描きながら、一つのシナリオになっているその筆力には脱帽。Hシーン自体の描写は、何度もいいますけれど参考にしていますし。挿絵も・・・なので、お蔵入り。
・ご奉仕大好き!メイド本(日本出版社)
メイドカフェの本のはしり、というべきでしょうかね。私の記憶が確かなら一番最初に出た気がしますよ。A4版の大きい本です。半分はメイドキャラが出てくるアニメの解説とか、コスプレ写真集だったりするんですが。
今はなきBrigitteの開店秘話とかも書いてあったりして、いまや歴史本ですね…。うん、お蔵入りでした。
・毎月新聞(佐藤雅彦/毎日新聞社)
毎日新聞に月一連載されていたコラム「毎月新聞」の総集編。紙面で見たことはないですけど、非常に面白くて購入。毎日新聞は他にも「日本のスイッチ」とか面白い企画やりますよね。「決定されていた未来」と「たのしい制約」は一読あれ。アレな本の間に存在していたがために一緒にお蔵入りしてました…。
・CLANNAD 光見守る坂道で(Key/メディアワークス)
クリアまで数十時間もかかるというCLANNAD。その所要時間にプレイをあきらめたけど何とかして知識は補完したくて購入しました。淡い色合いのイラストのごとP先生も好きですし。でも渚の話以降未読(苦笑) 主人公とサブキャラの男、両方とも性に会わないのが致命傷なんでしょうねぇ…
・ちっちゃな雪使いシュガー きらめきブック(角川書店)
シュガーかわいい。以上。アニメ全部見ていないだろとかツッコミは認めない。
・たい焼きの魚拓(宮嶋康彦/JTB)
名は鯛を、もとい体をあらわす本。たい焼きの魚拓とそのエピソードが37編収められています。残念なのは、半分近くの店が閉店しており実際に特攻ができないこと。うちのあゆも嘆き悲しみながら読了しております。これもアレな本の間にあったためお蔵入り。ある意味、何で買ったのと聞かれて一番返答に窮しそうな本ですが(笑)
・ONE 輝く季節へ(館山緑/MOVIC)
ゲーム「ONE」のノベルズ版。当時瑞佳シナリオをクリアしていなくて知識補充に買ったような気がします。実際「えいえん」の概念理解にはものすごく役立ちました。うちのSS「ONEから来た手紙」ができたのも、ゲームよりこの本のおかげかもしれません。
・SisterPrincess~お兄ちゃん大好き~ 1,2,3,9(公野櫻子/メディアワークス)
最後はシスプリラッシュです(爆) まずはいわゆるキャラコレ。
1,2,3,9はそれぞれ可憐、花穂、衛、千影。私は偏愛なので欲しいところしか買っておりません^^。
念のため解説しますとシスタープリンセスとは『12人の妹たちが遠く離れて暮らす兄を思慕する様子を描いたもの』(wikiより) このキャラコレは妹たちの視点で描かれてますので……正直、サークルでは音読が罰ゲームと言われたことも(笑)
でもなんて言われてもいいんです、好きなんですから。積極的なお勧めはいたしかねますけどね(笑)
・SisterPrincess~お兄ちゃん大好き~ポケットストーリーズ 1~4(公野櫻子/メディアワークス)
G's紙上で連載されていた頃、シスプリは兄妹2人で一対一の関係でした(兄が自分、妹は好きな子一人)。それがゲーム版・アニメ版で兄一人に対し妹が12人もいるという設定となったのです。皮肉なことにそれが大ウケし、いつの間にか原作の設定すら変えてしまったというわけ。で、このポケットストーリーズはその設定が変わった後の原作。ただ、それでも1人称視点の味と天広直人さんの綺麗な絵はかわらず。むしろ妹同士の掛け合いで世界がずいぶん広くなったなぁって思います。
・シスター・プリンセス GAME STORIES ①
シスプリのゲーム版のノベライズ。衛の話のために購入したものです。ちなみに私のSSでは、このゲーム版を基本にしてます。一番ネタが多いですし、血縁度非血縁度の話がありますしね。
・シスター・プリンセス~リピュア~(森嶋プチ/メディアワークス)
最後はアニメ版シスプリの漫画版(複雑ですね)。アニメでは手抜きで「うげっっ」となった部分も、森嶋先生の絵があるおかげで無問題!です。
設定はそれぞれ少しづつ違いますけれど、どのヴァージョンでもシスプリの根底に流れているのは「お兄ちゃん大好き!」の真っ向勝負。体調が思わしくないときに接触するとちょっとつらくなるぐらいに(苦笑)真っ向勝負。昨今のツンデレとかいう悪しき習慣の対極に位置しています。だからなんでしょうねぇ、いまだになーんかSSで引っ張り出してしまうのも。
原作は夏の夕立のように降るだけ降って去っていってしまいましたけど、私はもう少し手元に置いておこうかなぁとそう思ってます。
パソコン2台にわたりましたが、これにて完結。ご愛読ありがとうございましたー。
蛇足